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2011年8月17日水曜日

8月15日終戦記念日、諏訪湖花火大会

@@@@やまねこ通信127@@@@

お盆も終わりました。高校野球は8強がそろって準々決勝。毎年この時
期は、夏休みの終わりに向かう逆落としの一時期。まだ試験の採点が手
つかずのままのやまねこ。慌ただしい毎日の再開です。

   815日終戦記念日
日本武道館での戦没者追悼式は1150分NHK中継開始。310万人の
戦没者を悼む年中行事。
正面に向かって右下の扉から両陛下入場、着席。細川厚生大臣先導。

国歌斉唱、6000人の遺族および各界代表参列。
式辞、菅首相。白い柱に敬礼、両陛下に敬礼。向かって左のテーブルの
前に立ち、胸の内ポケットから原稿を取りだして朗読。以下はその要旨。

敗戦から66年が過ぎた。苛烈をきわめた戦いで死んだ人々の無念を思
い悲痛の極み。アジア諸国の人々に多大の苦痛を与えたことに対し哀悼
の意。不戦の誓いを新たに。3月の大震災。生活、故郷を奪われた多数
の人々。復旧に励んでいる最中。日本は幾多の国難を乗り越えた。今後
の努力が先人の尊い犠牲に報うことである。

去年の式辞は誰だったのか?菅首相がここで何を語るかが批判する側
から懸念されていた式辞は、「原発依存廃止」などの言葉はなく、当たり
障りなかった。 

首相の式辞が終わり、天皇皇后両陛下が白木の標柱の前に進む。参列
者全員起立。

ここで、正午の時報が鳴り、「1分間黙とう」の声。
1分後、「黙とうを終わります」、
「お言葉をたまわります」と司会者の声。

祭壇に向かって天皇皇后両陛下が立ち、天皇が「おことば」を語る。
以下その要旨。

終戦以来、国民のたゆみない努力により今日を迎え、顧みる時感懐の尽
きることがない。戦場に散り、戦火に耐えた人々に対し、世界の平和と我
が国の一層の発展を祈ります。

天皇皇后両陛下白木の柱に向かって最敬礼。5歩下がって再度標柱に向
かって敬礼。

天皇は右手にあるテーブルと椅子に着席。皇后は、天皇の椅子の背後を
ぐるりと回って、遅れて隣席に着席。天皇は黒い式服、皇后はグレーのワ
ンピースに真珠の首飾り。
125分。ここで中継は終了。締めて15分の放送だった。

 韓国では  「光復節」
韓国では大日本帝国の敗戦が決まり、支配が終わった祝日「光復節」を
祝った。李大統領は式辞で「不幸な過去に束縛されることはないが、歴史
を忘れない」ことを語った。

   諏訪湖花火大会
恒例の諏訪湖花火大会。諏訪の地に定職を得て以来22年目を迎えたや
  まねこ。これまで全国的知名度の諏訪湖花火大会を見に行ったことが一
  度もなかった。ところが今年は初めてお誘いがかかった。誘ってくださった
  おとよさま、どうも有難う。
     
  湖畔に立ち並ぶホテルの中でも最高級の一つ、紅やホテルの屋上、弁当
  付きである。7時から花火が始まる予定だが、やまねこたちは3時に待ち合
  わせ茅野駅付近に車を停めてJRに乗った。

  いつもとは様変わりの賑わいと騒々しさの茅野駅。上諏訪に向かう臨時の
  各駅列車がどんどん出ている模様。プラットフォームは人混みで入場制限
  中。上諏訪までの切符190円。発車すると一駅の距離の長いこと。間に新
  駅を作る話は持ち上がらなかったのだろうか。今は車社会だけれど。

  上諏訪駅に降りると、歩く道が決まっている。しずしずと人の後について行く。
  見覚えある蕎麦屋八洲屋の前を通る。屋台が並んでお祭りムード。すぐに
  湖岸の道だ。車は朝から通行禁止。

  屋台が立ち並ぶ。金魚すくい、タコ焼き、お好み焼き、かき氷、それにシシ
  カバブ、中国お好み焼きなど多国籍の屋台も。
        
  5時に開場という目的地に向かう。そこに入るまでがまた行列。ホテルの駐
  車場には三河、三重、練馬、神戸などの他府県の高級車がズラリ。この駐
  車場はホテルの宿泊客用。本日は一部屋30万円とか話に聞く。列につい
  てしずしず進むとホテルの裏口に。前売り券と引き換えに弁当お茶、ビニ
  ールシートを受け取る。
     
  階段を三階登って屋上に到着。椅子の席、さらに上の屋上などもある模様。
  指定席に向かう。最前列だ。花火の発射台が正面左手に見える。小舟の
  上のようだ。

  目の前に手すりがあるけれど、それほど邪魔にはならない。眼下には屋台
  のテントがずらりと並んでいる。畳一畳ほどの一区画が6人の桟敷席なの
  だ。早めに到着したので、早速お茶を飲んだり、まだ高い西日を眺めたり。
  
  弁当が、なかなか美味しい。松花堂弁当のように多種のご馳走の盛り合わ
  せ弁当はやまねこ大好物。夕日が赤くなって沈んでゆく。灰色の雲が夕日
  の回りを取り巻いて、湖の上空から光が斜めに射しこむ。思いがけない
  光のショーである。 

  弁当を食べ終わったころ、向うの方でアナウンス。花火の開始らしい。ひと
  つひとつの花火のシリーズに名前がつけられている。  
  第1部は「夜空に轟く音と光の芸術」その1は「ようこそすわこまつりへ」とか
  「湖上の彩火」とか極彩色の名前が並ぶ。

  湖面から炎が上空にしゅるしゅる上がったと思うと、大きく広がって、満開
  になる。と思うと、どかーんと反響の轟音。やまねこたちの観覧席の背後
  にホテルの客室が発射台に面してそびえている。それが反響板の役割
  をして、腹にこたえる轟音を発するのだ。

  子ども時代見たのは上空に大きく広がる菊の花みたいな花火だった。けれ
  ど、さまざまな方向に広がったり、色彩が豊富になって随分、多品種になっ
  たのだなあと感嘆。一つの連続が終わると、次のシリーズの名前の紹介と
  スポンサーの紹介。
    
  こうしてあっというまに9時になった。隣席の人々が慌ただしく立ち去ってゆ
  く。足もとに見える湖畔の道路には屋台テントが赤茶けた光を放ってうねう
  ねと並んでいる。人の流れの絶え間がない。
  これが年に一度の賑わいなのか!

  さあ、終わった後が問題である。
  少しは人の動きの静まったのを見計らい、ゆっくりと階段を降り、外に出
  る。歩く道は人の後をついて行くだけ。上諏訪駅まで普段なら5分の道を
  30分。入場制限のホームに入り、新宿駅のラッシュ同様の押しあいへし
  あいに久しぶりに巻き込まれる。

  そうして一駅。ここがネックだ。来年までにここをクリアする道を探さなくて
  は。観客は若めの人々が目立ったのも、ここんとこが問題なのだな。
  こうして初めての諏訪湖花火大会体験を終わり、来年にかけての対策を
  考えながら家路についたのでありました。

うらおもて・やまねこでした。


2 件のコメント:

  1. そちらは終戦記念日に花火ですか~
    それとも終戦記念日との因果関係は無い?偶々?
    22年来初の花火見物とは~幾つになっても初体験は新鮮ですね

    駅前の屋台なんざ~お祭りそのもので
    松花堂弁当のような弁当にお飲み物は^▼^?

    今回のお土産は190円の距離で?
    お土産はテーマに昇格するでしょうか‘‘?

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  2. うらおもて・やまねこ2011年8月17日 17:12

    やまんばさん今日は。
    15日はお盆の中日ゆうことでなかろ鐘。
    新鮮やったわよお!
    お弁当は美味かったあ!
    飲み物はお茶毛!
    この地域でたった一つ困ること。
    それはお酒を呑むと運転できないことなの!
    ときちゃんの家みたいに駅前商店街がすぐそばだったら、
    毎日はしごすると思うわあ。

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