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2011年12月3日土曜日

樽川通子さんに後援会長辞任をお勧めします、公人たるもの出処進退を明確にしてください!



@@@@やまねこ通信157@@@@

諏訪地域でやまねこの尊敬する女性ナンバーワンの一人、
樽川通子さんがテレビ、新聞に登場。「今や、時の人」
である。けれど残念ながら目出度い問題ではない。

信毎にのった記事のURLをせいたかさんに送ってもら
う。「阿部知事後援会収支報告書 後援会長、寄付記載
せず、県知事選挙下諏訪事務所の会計報告」http://www.shinmai.co.jp/news/20111130/KT111129FTI090040000.html

阿部知事の後援会収支報告に疑惑を見つけたのは、県政
を粘り強くウオッチする信毎記者取材の成果と聞いてい
る。信毎報道を、他のメディアが追随した。

(以下信毎記事)
「県選管が28日に公表した阿部守一知事の後援会「阿
部守一後援会」の2010年政治資金収支報告書に、樽
川通子後援会長(元県監査委員)が昨年の知事選で支持
者から受け取った寄付計125万円余を記載していなか
ったことが29日、分かった。

報告書には民主党県連からの収入、阿部氏の選挙運動費
用への支出が記載されていないことも判明。いずれも政
治資金規正法違反(収支報告の不記載)になる可能性が
ある。総務省現職官僚らを「会社員」と記載し、後に相
次ぎ訂正したことを含め、報告書の透明性や正確性が問
われる事態になっており、知事は取材に「いろいろ問題
が出ている。信頼できる人に依頼して全体をチェックし
たい」と述べた。

樽川後援会長が受け取った寄付計125万4千円は、支
持者131人から集めた。いずれも阿部守一後援会名で
後援会長印を押した領収書を交付していた。同会長は2
9日、取材に対して報告書への不記載など事実関係を認
め、後援会の報告書を訂正、寄付を含む収入、支出すべ
てを計上する考えを示した。

樽川会長によると、昨年7月22日告示、8月8日投開
票の知事選で、同会長は県選管に届け出た長野、松本、
飯田市の3選挙事務所とは別に、自宅がある諏訪郡下諏
訪町内に事務所の設置を計画。費用面などで実現しなか
ったため、後援会から50万円の支出を受け、不足分の
経費は下諏訪事務所が受け取った寄付などで賄う約束を
したという。

下諏訪事務所は知事選前後の約1カ月間開設。同町内で
98人から100万円余を「陣中見舞い」「カンパ」の
名目で受けたほか、同会長の交友関係を通じ、北信、中
信地方でも33人から20数万円の寄付を得た。

同事務所の収入は同後援会からの50万円を合わせ17
5万4千円。このうち95万6845円を1カ月15万
円の事務所家賃や、光熱費、ガソリン代、事務用品購入
費、通信費などに充てたという。飲食代や私用には使っ
ていないとしている。残りの79万7155円は預金し、
「次期知事選に活用するつもりだった」という。

樽川会長はこれらの収支を後援会の会計に計上しておら
ず、阿部守一後援会の収支報告書には下諏訪事務所の運
営経費として50万円を支出したことだけが記載されて
いる。

同会長は取材に「下諏訪事務所で収支を完結するという
約束だったので、報告する義務はないと勘違いしていた。
政治資金規正法に関する認識が薄かった」と陳謝。下諏
訪事務所の収支は「きちんと記録してある」と説明し、
「早期に阿部守一後援会の政治資金収支報告書に計上し
たい」と述べた。進退については「報告漏れはあったが
悪いことはしていないので、絶対辞めない」としている。

阿部知事は取材に「後援会に確認し、事実が確認できれ
ば、報告書を訂正するなど適切に対応したい」と述べた。

政治資金規正法は、収支報告書の不記載について5年以
下の禁錮または100万円以下の罰金とし、公民権停止
となると規定している。(以上信毎記事引用)

●樽川通子さんは長野県下で「選挙の神様」と言われて
きた女性である。下諏訪町で町議、副議長を務め、全国
女性議員サミットも開催した。引退後は「女性議員をふ
やすしなのネットワーク」を主催し県下の多数の女性議
員の誕生に力を貸した。

阿部候補を知事に押し上げた昨年8月の県知事選は、北
信土建族のドン村井県政継承の腰原候補、腰原候補とは
真逆の文化人候補松本猛候補、そうして樽川通子さんが
後援会長を依頼された阿部候補の三候補で争われた。

やまねこは当時考えた。腰原候補を何としても食い止め
ることが最重要。松本候補は素晴らしいことが分かるけ
れど共産党のカラーが強いから支持には限界があるだろ
う。阿部候補なら樽川さんの支援で男女共同参画の公約
を取り付けることができる。

地域の友人で環境意識の高い方々はほぼ全員松本候補支
持だった。けれど、やまねこは阿部候補を支持すること
に決めた。やがて副知事を女性にするとの公約が出され
た。全力で友人たちに支持を依頼する手紙を送った。下
諏訪選挙事務所に幾度も通った、市内での立会演説会で
の応援演説までした。少額とはいえない寄付もした。

やまねこの友人岡谷市に住む80代のしずえさんは、熱中
症で倒れる人の相次ぐ炎暑のさなか、同世代の友人と二
人で岡谷市のポスター貼りを引き受けた。同世代の樽川
会長から「岡谷はあんたに頼んだ」と言われたという。

開票日は下諏訪事務所ではらはらしながら待機した。ず
っと腰原候補がリードしていた。夜10時半過ぎてようや
く当確が出た。腰原候補との票差はわずか5021だっ
た。

阿部候補が樽川さんに後援会長を依頼した理由は知らな
い。けれど阿部知事が誕生したおかげで、副知事に加藤
さゆりさんが就任された。「お飾り」ではとの男性たち
の観測も聞かれた。けれど加藤副知事は、「お飾り」に
されて満足する女性ではないことをやまねこは何度も確
かめた。男女共同参画を推進するやまねこたちにとって、
加藤副知事の就任は願ってもない幸運であった。

さいわい、阿部県知事は3.11以後、自然エネルギー
の方向にシフトすることをアピールし力を注いでいる。
今の県政が何とか確かなものになるといい。このことす
べての発端となった樽川通子さんとの協力ができてやま
ねこは心からよかったと思っていた。

こう思っていた矢先に今度の下諏訪選挙事務所の問題が
噴き出した。

信毎報道には次の表現がある。
選挙事務所の「残りの79万7155円は預金し、次
期知事選に活用するつもりだった」。この樽川さんの発
言に間違いないことをやまねこは信じている。阿部候補
選の翌日から再選を目指してその戦略を練っておられ
たことを知っている。現在も次の選挙に向けた活動を熱
心に進めておられることも。

けれど次の表現が気になった。
「下諏訪事務所で収支を完結するという約束だったので、
報告する義務はないと勘違いしていた」。「政治資金規
正法に関する認識が薄かった」と陳謝。

これを読んでやまねこはおや、と思った。県知事の後援
会長は公人である。ましてや樽川さんは田中県政の最後
の頃に県政の監査委員を務めた経歴の持ち主。これほど
の人物にとって「勘違いしていた」とか「認識が薄かっ
た」との言い訳が果たして許されるのだろうか。

「悪意」があったわけではないだろう。税金の「申告ミ
ス」に似ているかもしれない。報告義務を怠った。誰か
しっかり指示してくれればいいものをと思うかもしれな
い。けれど、公人たるもの、一般市民よりも厳しい倫理
基準を適用されるべきであろう。「うっかりミス」だっ
てまずいのではないか。

権力の座にあった男たちが、いったん手に入れた地位を
手放さぬためにあらゆる弁解をする。言えばいうほどそ
の人物の愚劣さ水準の低さが明らかになる。

樽川通子さんがこうした男たちと同じ論法を使うことは
とても考えられない。

●樽川通子さんに呼びかけます。
後援会で起こった不祥事は、全部後援会長の責任です。
「勘違いしていた」「認識が薄かった」のだったら、後
援会長として適格性を失ったのです。そのことに早く気
づいてください。信頼に足る人物に依頼して書類を片付
ける仕事が終わったら、李下に冠を正さず、瓜田に靴を
入れずの故事に倣い、早急に会長をお辞め下さることを
お勧めします。

阿部県政が発展することを、樽川さんは何よりも念願し
ておいででした。樽川さんのこれまでの功績は後援会長
辞任によって少しも目減りするものではありません。今
後は全県下にゆきわたる民主的公明正大な後援会の立ち
上げを多数の人々を信頼しその手に委ねることにされた
らいかがでしょう。

やまねこ通信108号「樽川通子さんのうずく心とフクシ
マから眺める戦後史」(79日)で、樽川さんの業績を
紹介した。この23日読者が増えている。
このブログを読んで、樽川さんの存在を初めて知ったと
いう若い方々があった。「諏訪地域にこんな女性がいら
したことは、知らなかった」との賛嘆の言葉が寄せられ
ている。

やまねこは緊張して事態の推移を見守りたいと思う。

うらおもて・やまねこでした。



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