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2011年12月18日日曜日

性暴力発生大学学長責任の取り方、駐クロアチア日本大使の強制セクハラ



@@@@やまねこ通信167@@@@

性暴力、セクハラ事件の報道が相次いでいます。柔道五輪
金メダリストが大学の教え子に対して働いた事件と同時に、
駐クロアチア日本大使が同国の女性に対して働いた強制セ
クハラが週刊ポストに掲載されています。同大使は調査の
ため帰国を命じられる予定です。

●週刊ポストによれば、大使の行為は、大阪府元知事の横
山ノックが府知事選の最中に女性運動員に対してはたらい
た行為に酷似しています。以下は、週刊ポストの記事。


この国のすべての男性が悪いわけではない。こんな事件が
起こるたびに、やりきれぬ思いをする男性が少なくないこ
とをやまねこは知っています。

けれどこうした事件が起こるたび、もみ消しを図る勢力が
現れます。次の「肩をたたいてもセクハラ」との記事は、
男こそが被害者だとの居直りを示しています。悪いのは女
である。これがこうした男性たちの言い分ですhttp://news.livedoor.com/article/detail/6085587/

Shall Weダンス?」の周防正行監督映画「それでもぼく
はやっていない」(2008年)公開ヒット以後、性暴力にお
ける男性の冤罪の主張が力を得て、被害女性の主張に対す
る共感が薄れ、逆に冷やかな空気が向けられるようになっ
ています。男性社会が、あっというまに防御の布陣を組ん
だのではないか、とやまねこは感じています。

冤罪をそのままにしていいわけはありません。けれどすべ
ての女性に対する性暴力が、冤罪ではありないのも事実で
す。

●「セクハラ」という新しいコンセプト、モラルの基準が
生み出されたことで、これまで女たちが、言いようのない
不愉快を感じながら、それをどこに訴えたらいいのか分か
らなかった男性たちによるさまざまな行動が、網の目に掛
けられ、名前を付けて社会の眼に公然化されるようになり
ました。女たちにとり、これは革命的な事態でした。

一方、男性たちは新しいモラルが発生したことで、これま
で不問だった行為が咎められるようになったことに不愉快
や怒りを覚える向きが少なくありません。時代の境目には
起こり得ることでしょう。男性社会の戸惑いが見えます。

男性のみなさんには、今、お感じの不愉快や怒りを、これ
まで女たちが幾度も耐えてきたことであると理解してもら
えるとありがたいと思うのです。けれど、黙って耐える必
要はありません。どんどん苦情を語っていいのです。その
ことで、理解が促されることもあるのです。

ただ、強姦、痴漢行為を「セクハラ」と言い換えることで
加害者の犯罪性が薄められる懸念をやまねこは感じていま
す。

アメリカでは大統領選共和党候補のケイン氏がセクハラ疑
惑、不倫疑惑で失脚しました。

「来年11月の米大統領選で共和党候補指名獲得を目指す
実業家ハーマン・ケイン氏に28日、セクハラ問題に続い
て今度は不倫疑惑が浮上した。46歳の女性が、米アトラ
ンタのテレビ局に13年間交際を続けていたと暴露した。
最近まで共和党の候補者レースでトップを走っていたケイ
ン氏だったが、これまで4人の女性がセクハラを受けたと
告白するなど、スキャンダルの影響で首位を陥落していた」
。(以上引用)



  性暴力発生大学学長責任の取り方
九州看護福祉大学HPは準強姦客員教授の懲戒処分を記載
している。
http://www.kyushu-ns.ac.jp/headline/news376.html

本学客員教授の懲戒処分について
本学客員教授内柴正人を懲戒解雇処分とし、本日午前中に
制裁の言い渡しを行いました。
元客員教授は、平成23919日(月・祝)、飲食の場に
おいて、同席していた学生が未成年者であることを知りな
がら学生が飲酒することを制止せず、酩酊するに至らせる
とともに、その後、ハラスメント行為を行うに至りました。
  
 これらの行為は、大学の教育職員としての適格性を著し
く欠くばかりでなく、学校法人熊本城北学園就業規則第63
条第1項第五号に規定する「本学の名誉を著しく傷つけ、ま
た大きく信用を失墜する行為があったとき」に該当するこ
とから、懲戒解雇処分としたものです。また、本件に係る
監督責任者の処分として、学長以下4名に対して、減給又は
戒告処分といたしました。

 教育の場でこのような事態が起きたことを厳粛に受け止
めつつ、学生に対する教育環境の回復に努め、平常と変わ
らない授業が行われるよう十分留意するとともに、学生自
らの学習には影響を及ぼさないよう配意する所存でござい
ます。また、二度とこのようなことが起きないよう、ハラ
スメント防止対策委員会に対し、再発防止に係る改善策を
早急に検討するよう指示をいたしました。

 今回の事件は、学生及び保護者の方々に対し甚だしい衝
撃を与え、また、多くの関係者の方々にもご心配、ご迷惑
をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
 今後とも、本学へのご理解とご支援を賜りますよう、よ
ろしくお願い申し上げます。

 なお、事件の詳細に関わる情報につきましては、被害者
の特定とプライバシーの侵害等のおそれがあることから、
大学としては公表を控えます。

平成231129
九州看護福祉大学
学長 二 塚  信
(引用以上)

二塚信学長は熊本大学医学部で水俣病の疫学研究をつづけ
た研究者である模様。
学長が教育側の最高責任者として責任を取って辞任するこ
とはなく、「減給又は戒告処分」とのこと。
これは軽いのか重いのか、みなさんどうお考えでしょうか?


うらおもて・やまねこでした。

大学の学部増設認可されず、前総長性暴力前科のため、品質わるい大学をどこに訴えたらいいの?


@@@@やまねこ通信166@@@@


やまねこはこの国に男女共同参画が普及することを切に望
んでいます。学校や企業で、女たちが性暴力にさらされる
ような社会では、とても女性の活躍が期待できないからで
す。

特に文科省は、授業の回数など教育課程の細部に介入する
手間と時間が余っているのだったら、認可した大学の質を
しっかり監督してほしいものです。品質わるい商品のトラ
ブルは消費者庁へ。けれど品質わるい大学はどこに訴えた
らいいのでしょう?

モラルが問われる大学があっても、いったん認可されたら、
なかなか取り消されることがありません。大学の中身が分
からないまま、高い入学金、授業料を支払う学生と保護者
こそ、いい迷惑です。

文科省はいったい何のために存在するのでしょう。問題あ
る大学に厳しい処分をしないのは、大学側との何らかの癒
着とも見えます。けれどむしろ、いったん認可した大学を
取り消すことで、許認可の当局たる文科省の権威が失われ
ことを恐れているためではないのか。文科省無謬神話を維
持するためではないのか。文科省の目的は、文科省を維持
ることではないのか。

原子力安全神話と同列で、文科省自身が気づかぬまま、大
きな破たんが進行しているのではないか。現在は私学助成
というカネの力で私立大学を抑えているかに見えます。け
れど大学の倒産が開始するだろう近い将来、文科省の必要
性が、少なくとも大学においては消失するのではないかと
やまねこは考えています。

文科省の役割の不可思議さを示す一例をあげましょう。
大学総長の性暴力前科のため、大学の学部増設が認可され
なかった大学があります。

以下はNHKのサイトから。
「東京福祉大学を経営する学校法人が、新たに設置を申請
していた学部と大学院の研究科について、文部科学省は「
刑事事件を起こした元学長が、その後も大学の運営に関与
していて、管理運営上問題がある」として、設置を認めな
い決定をしました。

新しい学部と研究科の設置を認めない決定を受けたのは、
東京福祉大学を経営する学校法人「茶屋四郎次郎記念学園」
です。東京福祉大学では、3年前に当時の学長が強制わいせ
つの疑いで逮捕され、学校法人側は文部科学省に対し、元学
長を今後大学の経営に関与させないと報告していました。と
ころが学校法人は、元学長を大学の事務総長として高額な給
与で雇用していたほか、元学長が在籍する会社に業務を委託
し、元学長の個人口座に2000万円近く支払っていたこと
などが分かりました。このため文部科学省は、群馬県伊勢崎
市に東京福祉大学の経営学部と大学院の経営学研究科を新た
に設置するという、この学校法人の申請を認めない決定をし
ました。文部科学省は「学校法人が元学長の影響力を排除す
る対策を取らず、経営に関与させていて、学校法人としての
管理運営が適切でない」と話しています。大学の管理運営上
の問題で学部などの申請が認められないのは、これが初めて
です」。

同大学は学部の新設が認可されませんでした。「学校法人と
しての管理運営が適切でない」がために。けれど現存の学部
は、このまま維持して構わないらしいのです。学部新設さえ
しなかったら、社会の人々は同大学が、こんなひどい大学で
あることに気づく機会もなかったのです。

新学部設置はダメ。けれど依然として学生を募集し教育活動
をすることはOK。どうもよく理解できません。罰則規定が
おそらく存在しないのでしょう。原発の安全神話と同じです。
安全神話の成立と同時に、事故マニュアルは不要になったの
です。文科省が「安全神話」「無謬神話」を宣言したら、「
問題ありの大学」はあり得ないことになります。


だとしたら、現実に問題ありの大学」を見つけたら、どこ
に持ちん込んだらいいのでしょう。


少し前、やまねこは必要があって同大学を調べたことがあり
ます。大学HPを見てください。設置目的や教育の特徴では
なく、米国のハーバード大学の賞賛が書いてありました。な
ぜハーバード大学なのでしょう。
http://www.tokyo-fukushi.ac.jp/daigakusyoukai/index.html

同大には複数のキャンパスがあります(東京池袋の貸しビル
群馬県伊勢崎、名古屋)。ところが各キャンパスの募集人員
が明かではなく、教員の所属キャンパスが示されていません。
不可思議なことです。どうしてこんな大学を文科省が放置し
ているのだろうと思いました。

前総長の犯罪については以下をクリックしてください。3年前、
2008年のこと。池袋の総長室の奥にはホテルのようにベッドル
ームとシャワー室が設置されていたという。

犯罪が明るみに出たとき、メディアのインタビューを受けた
学生たちは、「知っていたら入学するんじゃなかった」と答
えていました。学生たちそれに、社会で働いているOG,O
Bたちが本当に気の毒です。

同大学の就職率が「文系大学日本一"」「これで7年連続日本
一」と紹介されています。読売新聞社『就職に強い大学
20122011年就職率ランキングTOP20(就職者数300人以上)』。
http://www.tokyo-fukushi.ac.jp/syushoku/yomiuri2011.html

福祉・教育系がどれほど人気があっても、一位とは驚きです。
大学の出口、就職率こそ、今日の大学のセールスポイトです。
この数字が独り歩きし、同大学は、志願者入学者を集めている
ものと見えます。

前理事長を大学内の人事から外すようにとの文科省勧告を無視
したほどにもコンプライアンスなしの大胆な大学が、新聞社の
就職実績資料を提供する際だけ、正確なデータを提出するとい
う道理に対し、やまねこは信じがたいとの思いを抑えること
とてもじゃないけどできません。

新聞社が大学側のデータを丸ごと信頼して掲載するのでなかっ
たら、もっとしっかり調査してもらいたいものです。しっかり
調査した正確な数値であれば学生たちの頑張りにやまねこは脱
帽します。

けれど名前ばかりは新聞社、実はプロダクションが作っている
のが実態であり、丸投げで眼をつむっているのだとしたら、新
聞社に対する信頼が刻々地盤沈下してゆくことに歯止めがきか
ないでしょう。

問題あるのは、東電と原子力保安院など「原子力ムラ」の面々
だけではありません。文科省、大学と周囲を取り巻くメディア
などの組織も、同じ問題を抱えているとやまねこは考えていま
す。相互の癒着と仲間内をかばい合う「男性社会」体質、特権
的なミニ殿様の存在が共通点です。

こうした組織がボロを出す最初の発端が、性暴力事件です。性
暴力事件を生み出す組織を追及してゆくことで、組織の病巣が
顕在化することは、それゆえ何ら不思議ではありません。


うらおもて・やまねこでした。


2011年12月17日土曜日

男女共同参画教育県信州をアピールしよう!


@@@@やまねこ通信165@@@@


児童会・生徒会長の男女比が50%になんなんとしてる。
行政の女性たち、子育て中の女性たちは先刻ご存じだっ
た。けれどやまねこもそうだが子育てから遠い大人たち
はほとんど知らない。

児童会・生徒会長の男女比は、10代の若者たちに男女共
同参画教育がどれほど浸透したかを知るための格好の基
準として役立つのではないだろうか。

長野県教育委員会はこの際、小中高の児童生徒会長の女
子率を調査して公表していただきたいものである。まず
10年前との比較をし、今後毎年公表することにしたら
どうだろう。公表している都道府県はやまねこの知る限
りほとんどないと思う。

長野県は明治期以来、「教育県信州」として全国的に知
名度が高かった。「教育県」とはいったい何を意味して
いたのだろう。
義務教育の登校率が高かった。教員の研修活動が盛んだ
った。戦前戦中において学校教育に権力の介入を許さな
かった。これらのことを断片的に聞いている。

一方で、満蒙開拓に多数の子どもを送り出したことも信
州教育の一端であったし、そのことを深く反省して中国
残留戦争孤児たちを探す活動を自ら始めた元教員も信州
教育の担い手であった。

富山に生まれ育ったやまねこにとり、「教育県信州」と
いう言葉が何をさしているかについては、不勉強のせい
で全体の理解がまだできていない。

現在、「教育県信州」復活との掛け声を新聞で見る機会
が多い。それは進学校の改革の場面である。中高一貫の
進学校をつくる大義名分としてこのフレーズが呼び交わ
されている。諏訪青陵高校も6年生のコースを設けること
に決定している。

東大の合格者が他の府県に比較して多くないことを悩み
とする考え方。この考え方によれば東大合格者の数を「
教育県」の指標としているわけだ。

今日教育の成果を示す指標として、東大、国立医学部の
合格者数ランキングが独り歩きしていることは誰の目に
も明らかである。23月の週刊誌の広告には東大はじめ
有名大学の巨大活字が躍るのが年中行事である。

けれど教育の目的、話を限って学校教育の目的が、東大
のような大学に合格することだけでないこともまた、言
までもないことであろう。

やまねこは学校教育の目的は、読み書き算数の基礎を身
に着け、必要な知識を絶えず取り込む能力と意欲を持ち、
「社会的公正」を視野に収めることのできる女性、男性
を形成することだと考えている。

このことは義務教育がしっかりしていれば可能であるは
ずだ。義務教育こそは、「社会的公正」を視野に収める
ことのできる社会人の基礎を養成する場ではないのだろ
うか。

ところが今日の小中学校は、高校進学者がほぼ全員であ
るから進学準備の教育を中心化し、義務教育の完成の場
ではなくなった。高校も進学予備校化しており、どんな
高校かを知る手掛かりは、東大合格者数の縦のランキン
グの他に、ほとんど見つからないのではないだろうか。

話が少し遠回りした。児童会長生徒会長の男女比を公表
することで、男女共同参画教育の成果を量る基準とした
らどうだろう。これはまぎれもなく「社会的公正」の指
の一つである。

PTA会長、副会長の男女比率と合わせて、毎年公表
ることで、学校と地域の「社会的公正」実現の基準と
てメディアに示したらどうだろう。

実際には女性が働いているのに、男性が名前だけ会長を
して不思議と思わない。女性たちも会長は固辞して下働
きを当たり前と考えている。

身の回りのこうした現実をいったん疑ってみようではな
いか。このことから、地方政治や国政に対しての批判的
な視点、建設的な考えがきっと出てくるんだ。

児童会長生徒会長の男女比を全国に先駆け公表すること
で、男女共同参画教育県信州をアピールする絶好の機会
ではないだろうか。これを「教育県信州」の看板にした
らいいじゃない!



女性が力を発揮できる場所、暴力から守られる場所に信
州がなったら、働きたい人、旅行したい人、住みたい人
がきっと増えるよ。経済効果だって計り知れないんだよ!



うらおもて・やまねこでした。

2011年12月15日木曜日

茅野市・浜岡原発廃炉委員会可決を傍聴、茅野市・岡谷市の児童・生徒会長女子率


@@@@やまねこ通信164@@@@


茅野市で浜岡原発廃炉決議の陳情が総務文教委員会で可決
された。陳情は脱原発諏訪連絡会が提出したもの。委員会
審議は午後3時半、茅野市議会棟で開始。やまねこは茅野
市議会を初めて傍聴した。傍聴者はやまねこの仲間、さち
ほさんにせいたかさん、女性ばかりの3人だった。


浜岡原発の見学にも参加された委員の皆さんの議論に耳を
傾ける。副委員長望月克治市議の説得力が光った。廃炉決
に対する反対意見は「国の原発政策が明確でないからま
決められない」などの市議会が国政に対して意見をボト
ムアップする仕組みを持っていることに対する無理解が懸
念される意見。それに「浜岡原発が消えたら地元に産業が
無くなって住民が困る」などの反対理由であった。

ドイツでは自然エネルギーに転換したところ、5倍の雇用が
生まれたことなど、しっかり目の前で反論が語られている
のに、議論がかみ合わない。

けれど2時間の審議の末、廃炉決議に賛成3人、反対2人で
可決に終わった。この後、19日午後の市議会最終日で決議
をする。

委員会終了後、市役所前の菓子屋、大黒屋で腰を下ろす。
震災後、福島から移転して茅野に新規に開店した店。あん
みつ、和風パフェ、エスプレッソをかけたアイスクリーム
などをそれぞれに注文。どれにも煎茶がついている。

議会棟に入ったところ、照明が節電のためか消されて真っ
暗。入り口が分からず苦労したことが語られた。
委員会審議の日程を市役所の受付に聞いたところ、今日は
休会との返事だったこと。市議会の休暇中に委員会を開い
ているのだがその連絡が受付に届けられていないのだ。た
しかに三権分立のたてまえからすれば、立法の議会棟と行
政の市役所は別系統であると言えるかもしれない。

でも市民の側からすれば、テレビのビーナチャンネルや市
役所のHPに、日程、詳細な時間が議事の一覧とともに広
報されたら分かりやすくていいのにねえと思った。

茅野市のHPを開いた。
議会の日程は書いてある。けれど審議内容、時間などが
全然書いてない。これでは市民が傍聴の予定を立てること
ができない。

茅野市の議会はすべての委員会が傍聴可能とのこと。それ
は立派なことだ。けれど実際のところ市民が傍聴しやすい
ようなサービスがなされていうようには見えなかった。む
しろ傍聴者の来訪をほとんど想定しないで開かれてきたよ
うに見える。すべての委員会を傍聴可能にした茅野市議会
の決定が、どうやらリップサービスに終わっているように
見えた。

市議会を構成する市議の皆さんが傍聴者の増大を望んでい
るかどうかが最大の問題かもしれない。

選挙民に対して語る「タテマエ」と、議員活動での発言や
議案に対する賛否の意見の「ホンネ」に、ズレや乖離があ
るもんだから、市民に傍聴に来られたら困るというような
議員もあるという話が語られる。まさかとは思うけれど。

市民が傍聴することで、議員は緊張を強いられる。「公僕」
の仕事ぶりを納税者たるものウオッチしなくては。それに
意欲的で勉強熱心な市議を当選させることが何と言っても
第一だよね。こうしたいつもの結論に落ち着いたのでした。

議会傍聴を希望する市民に対してしかるべき情報提供をす
るように茅野市議会に働きかける必要がありますね。


●松本市小中学校のPTA会長に占める女性割合、並びに
小学校の児童会、中学校の生徒会にしめる女性会長の割合
10年前との比較で質問したのは、山崎たつえ市議である。

きっかけは、加藤さゆり副知事の講演であった。政策決定
の場への女性の参画についての話の中でPTA会長の決め
方について副知事は問題提起した。

「実際には女性がPTAを担っているのに会長は男性との
慣例になっているのではないか。又、その決め方も公明正
大ではないように思う」。これがきっかけとなり、山崎た
つえ市議は議会質問をした。

「松本市内の小中学校のPTA会長に占める女性割合並び
に小学校の児童会、中学校の生徒会にしめる女性会長の割
合の10年前と現在の実態を伺います」。

そうして松本市教育委員会から示されたのが以下の数字で
あった。
13年度
23年度

13年度
23年度
女性小学校児童会長
23
44
女性小学校PTA会長
3
3
女性中学校生徒会長
10
39
女性中学校
PTA会長
11
0

女性の児童・生徒会長がこの10年で2倍~4倍に増大した。一方、
女性PTA会長は小学校では10年間変化しなかったばかりでなく
中学では減少した。大人の社会の「慣例」がこの10年変わらなか
ったことが明るみに出た。
これは大変なことである。

やまねこは岡谷市と茅野市からデータを送って頂いた。10年前
のデータを比較検討のため今後依頼しなくてはならない。

茅野市岡谷市はともに小学校の児童会長の女子率が25~50%
であるが、中学校では0%である。女性PTA会長は0%で、副
会長が50%台であるところが共通している。

茅野市・小学校9校 中学校4校中
13年度
23年度

13年度
23年度
女性小学校児童会長
50
前後期平均
女性小学校PTA会長
0
女性中学校生徒会長
0
女性中学校
PTA会長
0
副会長
57

岡谷市・小学校8校 中学校4校
13年度
23年度

13年度
23年度
女性小学校児童会長
25
女性小学校PTA会長
0
副会長

47.8
女性中学校生徒会長
0
女性中学校
PTA会長
0
副会長
50

目下、諏訪市と塩尻市に問い合わせているところである。全県下
の市町村のデータを公表する必要があるだろう。

うらおもて・やまねこでした。