@@@やまねこ通信332号@@@
8.30国会前と諏訪湖畔、100万人の中のひとりの一日
8.30、全国大行動の日。集会の参加人数を主催者発表
12万人、警察発表3万人と報じたという。けれど参加者
は言う。「3万人ということはないよ!」。
朝日WEBでは「国会だけでなく、霞が関や日比谷周辺周辺ま
でプラカードやのぼりを持った人たちであふれた。警察関
係者によると、国会周辺だけで約3万3千人」。今回は周
辺にあふれ、場所によっては身動き取れなくなっていたか
ら、主催者発表の12万人以上はいたであろう」。
国会周辺に入りきれないで人々が周辺の道路にあふれてい
るのに、国会周辺デモだから、国会周辺の人数だけ数えて
3万人」と警察が発表したとのこと。
(デモに参加した孫崎享のメルマガより)
こんな計算の仕方で、災害の時、どうするんだろうねと、
やまねこは気になって仕方がない。
さらに動員された人々も多くいたが、個人の資格で参加し
た人々は、動員された人々を上回り、若者が以前より増え
たとも。
▲昨日は大雨警報の中、8.30、諏訪地域のデモにやま
ねこも参加した。1000人委員会・すわ、地域ぐるみの
会などの呼びかけに応じた参加者約100人とともに、午
後1時半に諏訪文化センター集合ミニ集会の後、小雨そぼ
降る中を湖畔までパレード、さらに駅前まで歩いた。2時
と3時に、全国100万人の1人として、声の限りで絶叫。
「安倍はやめろ~」「戦争法案、廃案!」
雨の降り止まぬ重たい空模様。けれど安倍晋三体制に「天
の恵み」などと思わせてはなるまい!意地でもパレードに
身体を運び、絶叫しなくては。「安倍はやめろ~」「戦争
法案、廃案!」。顔見知りの仲間たちも同じ考えだった。
「歩いても大丈夫なの?」やまねこの体調を慮ってくださ
る方が何人か。どうもありがとう。歩くのはどれだけ歩い
ても大丈夫なの。山歩きをしようとは思わないけれど。
▲夜7時のニュースは見損なった。その後のNHKニュースは
国会前デモについて一度も報道せず。夜10時の短いニュ
ースでは、プラスティック折りたたみの脚立は、飛び乗っ
たら危ないよとの調査結果がでたというニュースが延々と
ゆっくり流れていた。なるほど生死に関わるかもしれない
から「重大」なニュースだよね。
日曜の夜って、ニュースがないんだね。テレビ東京(日経
新聞)のニュースしか見ることができなかった。主催者側
発表12万人、警察発表3万人。
デモに参加した人も、参加できなかった人も、2015年
8.30という日付を忘れないだろう。
▲1時間近くも歩くのは久しぶりだった。解散の3時すぎ、
急に腹ペコになった。昼食抜きだったことを思い出す。諏
訪の高島城付近に高島食堂という定食屋さんがある。よし
ここで済ませよう。こう思って中に入ると、4時前なのでほ
とんどお客がいない。
ずらりと並んだお皿を眺める。サバの塩焼き、サンマの塩
焼き、揚げ出し豆腐、冷奴、わかめと胡瓜の酢の物。家で
あまり食べないサンマにしよう。ひじきと薄揚げの煮たの
も盆にのせる。ご飯と味噌汁を注文し番茶をくんでテーブ
ルに。
お腹のふくれた大きいさんまが370円くらい。今年のも
のではないけれどなかなか美味しい。ひじきも味付けがい
いと思う。年に2、3回は入る高島食堂。一膳飯屋で食べ
るのが大好きなやまねこ。
ほっこりひとり箸を進めるうち、がらがらの食堂に新しい
お客。どこかで見た顔。あれっ、さっき一緒だった、フォ
トグラファーT沢さんご夫妻が目の前にあらわれたではない
か。
隣のテーブルで、二人は鰺フライ定食に舌づつみ。
味わいながらの話がはずむ。
最近の集会やデモでは、参加者の顔ぶれが変わってきたと
の話。以前だと、発言やアクセントが特定の団体や組織を
思わせる方々ばかりだった。
「ところが、最近の集会では子連れの女性が多くなった」。
へえ~、そうだったのか!
そういえば、諏訪の雨の中のデモでも、小学下級の子連れ
ママさんを何人か見かけた。子どもたちは雨合羽を着てい
きいき楽しそうだった。
電動式車椅子を運転しての高齢女性も参加していた。
こんな仕方でデモに出ることもできるんだ!やまねこはそ
の姿を見て励まされる思いがした。
集会の参加と2時の絶叫アクション「安倍はやめろ!」で
帰途についた方もあった。デモの中途から参加し、中途で
消えた方もいた。
バチバチ写真を撮る方々もあった。朝から写真がフェイス
ブックに載っている。
それぞれの仕方で思い思いに参加する気持ちのいいアクシ
ョンだった。
皆さん、お疲れ様でした。
こんなんで、8.30の諏訪からのお知らせを終わります。
さあ、
全部でどれほどの参加者がいたのだろう?
国会に、どんな影響を与えるだろう?
うらおもて・やまねこでした。
いつも通信を送ってくださり有難うございます!カンボジア、プノンペンからお礼申し上げます。
返信削除福島原発事故以来、国に対する怒りが爆発しています。
日本国憲法を蔑ろにする阿部政権に、断固立ち向かいましょう。
西村さん、カンボジアからのコメントありがとうございます。国に対する怒りをどう表現したらいいのか、若い世代の目覚めがこの国を変えるきっかけになるといいですね。
返信削除外国でのNGO活動の方々は、勝手に憲法を変えられるとこれまでの活動が困難になると、不安を抱えておいでではないでしょうか?