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2015年6月29日月曜日

やまねこ通信316号:「生命を育てるイクメンは、戦争に反対です!」

@@@やまねこ通信316号@@@
「生命を育てるイクメンは、戦争に反対です!」

昨日、「戦争をさせない1000人委員会・ちの」の署名アク
ションを行った。晴天にめぐまれ買い物客に話しかけやす
い日だった。「1000人委員会・信州」の小さなのぼり
旗があまり目立たないけど2、3本。

「なんて呼びかけたらいいの?」
活動のしろうと集団である。

「戦争法案反対の署名をお願いしまーす」
「集団的自衛権反対の署名をお願いしまーす」
「国に提出しまーす」
次第に言葉が定まっていった。

スピーカーは使わない約束である。
ひとびとを「動員」する指導者から、「ああしろ」「こお
しろ」と言われること、あまり好きじゃないから、やまね
こたちは手作りのおぼつかない歩みを始めた。

▲署名したのは、どんな方々だっただろう。
女性も男性も、若者も高齢者も混ざっていた。中年
の男性もいたし若い女性、男性もいた。関心を持つ
ひとびとがどんな「タイプ」かは、いちがいには言
えないと思った。
子連れの夫婦が署名してくれると、ああよかったと
思った。家族の代筆をしようとして電話で確認を取
る人もいた。代筆はOKである。
一方、顔を背けて通り過ぎる夫婦、家族も少なくな
かった。「反対ではない」と小声でつぶやき立ち去
るひともいた。腹の中で迷っているのが顔にあらわ
れるひともいた。
1000人委員会・すわ」は知名度が低かったかもし
れない。
1時間半(11時ー12時半)で約300筆の署名
が集まった。

署名を呼びかける側は18人だったかしら。岡谷富
士見茅野それに松本からも署名活動初参加の友人が
駆けつけた。
呼びかける側は半数が女性だった。

▲「戦争をさせない1000人委員会・すわ」は、呼びかけ人
の40%が女性である。55人の内女性22人(14.10.20.現在)。

戦前体制へと「逆走」する「男のロマン」の安倍政権を
批判する市民運動が、戦前戦中体制そのままの男性ばか
りの活動でいながら、それをおかしいとも思わなかった
ら、この国の未来はないと思う。

▲「「護憲」の側に立つ皆さん、憲法を守りましょうよ!」
憲法に保証された男女平等!?
  
女性の多数が今なお非正規雇用、子育て中は就職できず、 
シングルマザーの苦難を放置、正規雇用でも企業官公庁で昇
格困難、勤労現場は長時間、勤務の男性中心社会、子育て困
難で女性が退職、地域の町内会も男性中心、PTA会長は男性、
12年総選挙後安倍「女性の輝く」内閣女性閣僚たった5人、
1000人委員会の呼びかけ人の男女比は?

やまねこはこう呼びかけた。このウイットがどんな反響をも
たらしたかもたらさなかったかは、まだ確かめていない。
(ノー!「戦争する国」生かそう!平和憲法 6.19上伊
那大集会、宮田村村民会館・大ホール)

▲共働きはほとんどの家族にとり必要不可欠である。非正規
雇用者同士、いつリストラに見舞われるかもしれない正規雇
用者同士が結婚すれば、男性も女性も職業と同時に家事育児
を分担しないでは済まされない。その中、育児する男性を特
別扱いしてもてはやしたイクメンという言葉は、まだ有効な
のだろうか。

▲1955年第1回母親大会の開会式で丸岡秀子は宣言した。

「生命をうみだす母親は 生命を守ることをのぞみます」

2015年、1000人委員会は信州からこう発信する。

「生命を育てるイクメンは、戦争に反対です!」

このスローガンが、地方都市の「地域創生」に大いに役立つ
ことをやまねこは信じて疑わない。



うらおもて・やまねこでした。

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