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2018年7月16日月曜日

やまねこ通信393号:政権が信頼できない。災害の時何が起こるか?西日本豪雨「66時間の空白」


@@@やまねこ通信393号@@@

政権が信頼できない。災害の時何が起こるか?西日本豪雨「66時間の空白」

NHKニュースが信頼できない。国会での首相答弁が
いい加減で不誠実だ。聞いたことには答えず、関係の
ない事をくだくだ語って時間をつぶす。国会中継を聞
けば分かる。ところがNHKニュースではいかにも整
然と答弁がなされているかのように編集されている。

実際と報道の間にこれほどのズレがあると、災害の時
どうしたら良いのか心配になる。何に従って私たち市
民は避難などの行動を起こしたらいいのか?こう思っ
ている矢先、西日本豪雨が起こった。朝日新聞の豪雨
災害の政府対応日録を照らし合わせて日程を再編成した。


▲西日本集中豪雨で死者が200人をこえた。政府の
対応が遅れ、「空白の66時間」と呼ばれている。気
象庁は大雨警戒のため前例のない記者会見を開いた。

7月5日午後2時:気象庁は東京と大阪で異例の記者
会見を行って、「記録的な大雨のおそれ」を訴えた。
日本の誇る気象観測は、連日降り続く豪雨を予測し、
緊張感を持って警戒を促した。

1時間半後、内閣府災害警戒地作会議」小此木担当相
出席。5日夜すでに死者が出始めていた。

ところがこの晩「赤坂自民亭」の宴会。片山さつきの
撮った宴会場面の写真がツイッタ―で流された。


6日:未明、京都・災害派遣要請、自衛隊出動。午前
中オウム真理教松本らの死刑執行。テレビはリアルタ
イムで報道。

人々が濁流に呑まれ車が流れ家が押し流されている最
中に、「死刑のショー化」。この時間、テレビが必要
な大雨情報を伝えていたら、助かる命があったかもし
れない。死者不明者相次ぎ、7日朝にかけ、自衛隊要
請7府県10件。


7日午前10時:関係閣僚会議、「事態は深刻」。


8日午前8時「非常災害特別本部」設置。48人の死者。
(5日午後2時気象庁の発表から、66時間後)


9日:政府、首相の11日~18日欧州・中東訪問取りやめ
発表。


以上、5日午後2時の気象庁の緊張からくる大雨災害の警
告から66時間後に「特別本部」が設置され、翌日9日、
首相外遊の中止が発表。

災害特別本部が設置されると、非常事態となり首相の外遊
は消える。本部の設置条件の取り決めはなく、首相が決断
すればいいとのこと。

今回の本部設置の遅れは、首相が11日~18日欧州・中東訪
問を取りやめを渋ったたためであろう。
毎日空を仰ぎテルテル坊主を永田町の官邸か代々木富ヶ谷
の私邸にぶら下げ、夏の外遊を楽しみにしていた。

連日増える死者のの数は耳に入らなかった。まさかと思う
けれど、これ以外、やまねこには理由が考えられない。

ところが政府は初動対応について「政府一丸となって発災
以来全力で取り組んできた」と発表。
ここで政権の信頼感が、かえってガタ落ちなんだ。


さて、その翌日である。
10日:石井国土交通大臣、カジノ法案で6時間国会。
12日:国会、カジノ法案。


▲国土が豪雨と河川の氾濫で押し流され大勢の人々が命を失
い、家屋を失うことこそ「国難」である。その只中に、カジ
ノを国内に作るための与党案のために、国会を開いた。

野党議員は、「今進めるべき議論ではない」と反対した。と
ころが災害の陣頭に立つ責任者・石井国土交通省大臣(公明
党=創価学会)が政権側の責任者としてカジノ国会に出てい
た。

これが起こったことでした。



こりでした。
「ようやく再開したと思ったのに、今回は出番がなかった
ぞ!プンプン」

うらおもて・やまねこでした。
「こりちゃん、ごめんね~。相変わらずばたばたして。次
に出てもらうからね)。

追伸:第27回勉強会「井戸端会議+プラス」を開きます。
 7月22日(日)午後1時半~4時半
 茅野市家庭教育センター(茅野市塚原、電話:0266-73-4151)


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