@@@@やまねこ通信239号@@@@
衆議院選挙公示が目前である。
「ジェンダー平等政策、女性の雇用、子育て」について、
長野4区立候補予定者に公開質問状を出した。記者会見で
表明し、質問状を発送したのは3日前11月29日(木)
である。
「公開質問状、大賛成!!」
「公開質問の趣旨に賛同いたします」。
「誰か、やってくれないか、ずっと思っていたの」。
「公開質問状の記事、読みました。市民団体が積極的に働
きかける事の大切さを感じます。有難うございます。
メディアに惑わされないよう候補者の見解をしっかり見き
わめ投票したいと思います」。
「質問状について、賛成です。公開することで、意識を変
えざるを得ないということもあるでしょう。
また、女性の権利や生き方に悩む人たちを支えることにも
また、女性の権利や生き方に悩む人たちを支えることにも
なります」。
「国会議員になろうと言う方々の男女参画問題に対するご
意見を伺えるのは興味深いです。
エネルギー問題の公開質問状も、どのような結果になるの
か楽しみです。
原発問題のみが注目されがちですが、男女参画を含め細か
な点にも注視したいと思っています」。
「やはり必要なことだと思いました!」
「それはすごくいいね。
「それはすごくいいね。
市会議員選挙のときからできたらいいなと内心思っていま
した。
とりかかってくれてありがとう!」
とりかかってくれてありがとう!」
頼もしい仲間からのメール、電話が波のように寄せられて
いる。
●「選挙だけは女性も一票!だから、この機会しかない
のよ。わたしこう思ってたからほんとによかったあ!」
せつ子さんのこの声に、やまねこはいたく共感した。
ほんとに、そうだよね!
男女のはげしい所得格差、賃金格差、国都道府県市町村議
員の数、官公庁や企業の管理職の数、地域の町内会長、PTA
会長や市民団体、NPO法人など、どこから見ても、とことん
男性優先社会こてこてのこの国。
ところが衆参両議院選挙、都道府県市町村の首長と議会議員
選挙、それに最高裁判事国民審査。
この選挙権だけは、成人であれば男性女性を問わず清き一票
をもっている。
だから、男性優先社会の現状も、表面的には女性も了解して
いるかにも見えている。
今回の選挙の争点は、原発である。このことは大きく報道さ
れている。
ところが、「ジェンダー平等政策」については、どの候補も
ほとんど語ることがなく、メディアも意欲を示さない。
社会の根幹を左右する問題なのに、男性社会が気づいていない。
社会の根幹を左右する問題なのに、男性社会が気づいていない。
すべての既成政党において、ジェンダーの問題が語られても、
選挙戦に向けての「おまけ」でしかないのが悲しい現実であ
る。
女性候補者の数が少し多めであっても、政策決定の中枢には
男性しかいない政党がほとんどである。
この現実に、風穴を開けなくては!
今、女たちの力を示さなかったら、いつ示すことができるん
だ?!
●記者会見の翌日11月30日(金)付けの朝刊を開いた。
長野日報・2面写真入り、信濃毎日新聞・諏訪版「候補を知り
たい12・16衆院選」、市民新聞の3紙に報道された。
信濃毎日新聞はさらに12月1日(土)の「新 主役交代 投
票に行こう 12・16衆院選」との囲み記事で、「りんご
ほっぺの会」の女性たちの活動を紹介。
そのなかに、諏訪地区の2市民団体から原発、それにジェン
ダー平等の公開質問状が提出されることが小さく言及されて
いる。
仲間のひとり、せいたかさんが見つけて知らせてくれる。
●今しがたネット検索で次の記事を見つけた。毎日新聞に昨
日掲載されたらしい。毎日購読者のやまねこ、昨日の毎日を
あらためて開いたけれど、記事が見当たらない。
そうか、そうか、新聞は、地域の壁を越えられない。
ところがインターネットは、地域の壁ばかりか国境だって乗
り越える。あらためてその差が見えたね。
●<衆院選>ジェンダー政策 各党の違い浮き彫り
毎日新聞 12月1日(土)10時31分配信
女性団体や個人でつくる「『ジェンダー平等政策』を求め
る会」(事務局・上野千鶴子東大名誉教授ら)は30日、性
差別をなくすための施策などに関する政党へのアンケート結
果を発表した。ジェンダー平等政策に対する各党の姿勢の違
いが浮き彫りになった。
14政党・政治団体(11月21日現在。後から2党追加)
14政党・政治団体(11月21日現在。後から2党追加)
にアンケートを送り、7党・団体が回答した。
専業主婦優遇とされる配偶者控除と第3号被保険者制度の
専業主婦優遇とされる配偶者控除と第3号被保険者制度の
廃止・見直しを巡る設問では、民主、社民、共産などは「賛
成」、公明は「どちらかといえば反対」、自民は回答しなか
った。また、「婚外子差別の廃止」と「性的マイノリティー
への差別・社会的排除をなくす」については、自民のみ「反
対」「どちらかといえば反対」と答えた。一方で「男性の育
児介護休業制度の取得促進」は全党が「賛成」と答えた。
26の設問の解答を52点満点で採点した結果、満点は社
26の設問の解答を52点満点で採点した結果、満点は社
民、緑の党で、民主44点、公明38点などが続き、最低は
自民の11点だった。日本維新の会、みんなの党など8党は
無回答で、日本未来の党は結果待ちという。
上野さんは「ジェンダー政策は隠れた大争点。今後4年間、
上野さんは「ジェンダー政策は隠れた大争点。今後4年間、
女性が社会に希望を持てるかが懸かっている」と話した。市
民団体「P-WAN」のサイト(http://p-wan.
jp/site/)で公開する。【鈴木敦子】
WANのメール通信は、やまねこも受信者。
ネット上でアンケ-ト結果が見られるのだな。
楽しみ、楽しみ。
●何を隠そう、実はこの2日ばかり、「公開質問状」の反響を、
早めにお伝えせねばと思いつつ、やまねこは「ちの男女共生
ネット」のHP立ち上げに、寒い中、汗を流していたのでした。
ところがIT弱者のやまねこ。
なかなかはかどらなくて・・・
もう少し、お待ちくださいね。新設の暁には、必ず、このや
まねこ通信で、お知らせしますので。
うらおもて・やまねこでした。
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