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2011年11月24日木曜日

脱原発 11月23日キック・オフ集会脱原発をめざす女たちの会に行ってきました。


@@@@やまねこ通信153@@@@

脱原発をめざす女たちの会、「1123日キック・オフ集会」
に参加した。賛同人に吉永小百合(俳優)竹下景子(俳優)
杉田かおる(俳優)樋口恵子(評論家)落合恵子(作家)米
沢富美子(物理学者)らの有名人の名が並んでいるので、注
目を集めている。

やまねこは脱原発MLを通じて情報がもたされて間もなく賛
同人に登録した。次のURLをクリックすると、名簿が見ら
れます。

午後1時半から4時過ぎまで。会場は高円寺駅に程近い劇場
座・高円寺地下小劇場。300人収容。ところが予想以上に
詰めかけたため、第二、第三会場が設けられ、ネットの動画
がリアルタイムで上演された。やまねこは中途から座・高円
寺会場にもぐりこむ。

「現地からのアピール」では、福島、浜岡、福井、玄海など
全国の反原発活動の女たちの報告である。それぞれ3分では
とても語りきれない思いが伝わる。

新谷のりこ「フランシーヌの場合には・・・」の歌唱、岩崎
加根子の詩の朗読の後、「呼びかけ人」の3分、メッセージ
がその後に続いた。「サンダカン八番娼館」の山崎朋子、法
政大の田中優子、若者の貧困の雨宮処凛、アイヌ文化の宇梶
静江らの発言。どの発言に歓声と拍手のどよめきが寄せられ
る。

脚本家の小山内美江子は、第五福竜丸事件の折、杉並の母親
たちの始めた署名が、7000万人にのぼったことを語った
。高円寺は同じ杉並区である。

やがて主催者の福島みずほ参議院議員、『からだノート』を
最近読み直して今なお新しさに感服した中山千夏。最後に、
昨日まで入院していた吉武輝子が、酸素ボンベをワゴンに乗
せ鼻にパイプを入れたまま黄色いスーツで登場。

最後に女たちの脱原発宣言を採択した。

被爆国日本で反核の街頭署名に立ち上がり、日本と世界に
核廃絶運動を広げる原動力となったのは女性たちでした。
その女性たちの力で、今再び世界に新たな価値観を示し、
原発に頼らない社会を実現したいと、私たちは願っていま
す。

 危険な土地、危険な水、危険な空気を次世代に残すことは
できません。福島原発事故を原子力災害とするために、私た
ちは今日ここに集いました。

 私たちは放射能におびえ暮らしを未来に残すことをっ断固
拒否し、ここに宣言します。

 原発はいらない。
 
 2011年11月23日
   11.23キックオフ! 
  脱原発をめざす女たちの会 参加者一同


会場には男性の姿も少なくなかった。中山千夏は語った。
「女たちは原発のない社会をめざします。女たちと一緒にい
たい男たちも同じ社会をめざしましょう」(笑)

原発事故当時ドイツにいたある人は、「どうして日本は脱
発に向かわないのですか」と尋ねられて返事に窮している。

脱原発をめざす女たちの会・今後の予定:
3月11日(日)福島現地の全国集会に「脱原発をめざす女た
    ちの会」として参加。
4月7日(土)日本教育会館一ツ橋ホール。「現地の女たちと
    つながろう」をテーマに、講演、歌、現地からの報告など
    を予定。
6月2日(土)日本教育会館一ツ橋ホール。講演とパネルディ
    スカッションなどを予定。



やまねこは考える。
この国の政治も経済も、男たちだけに任せるわけにはいかない。
フクシマ以後の社会を、女たちの手に取り戻さなくては!

子どもたちの命を犠牲にして、何もなかったかのように原発輸
  出などを進めている経済至上主義はおかしいよ。この当たり前
  のことをはっきり語ってゆこう!

自然エネルギーの時代は男女共同参画とセットにしよう!

経産省前の座り込みには参加できず、残念だった。今日はその
かたき討ちが果たせて本当に晴れ晴れした。

うらおもて・やまねこでした。




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