@@@@やまねこ通信169号@@@@
これからの楽しい話。
クリスマス行事に参加することなど、記憶する限りほとん
どなかったやまねこだけれど、今年ばかりは行ってみよう
かしらと思う行事の知らせが舞い込んだ。
●「タンゴ・クリスマス」の知らせが原房子さんから寄せ
られた。今週土曜日、夜の部が特にステキとのこと。
みなさま、会場でお目に掛かりましょう。
「12月24日に<茅野市民館からの贈り物>と題し「タンゴ
・クリスマス」を開催いたします。
演奏は、名古屋を中心に活動している「トリオ・ポルテー
演奏は、名古屋を中心に活動している「トリオ・ポルテー
ニョ」です。バンドネオン、バイオリン、コントラバスに
ゲスト歌手を迎え、コンチネンタルからピアソラまで、タ
ンゴの世界を堪能していただけます。
お飲物と軽食付きで、くつろいだ雰囲気の中、上質な大人
のクリスマスをお過ごしください。
また、当日、クリスマスの雰囲気を盛り上げて下さったお
また、当日、クリスマスの雰囲気を盛り上げて下さったお
客様には、ステキなことがあるかもしれません。
■開催日時:2011年12月24日(土)
14:00開演(13:00開場)
19:00開演(18:30開場)
■会 場:茅野市民館 アトリエ
■出 演:トリオ・ポルテーニョ
■料 金:友の会1000円
一般1500円(全席自由・当日券500円増し)
定員各回100名
お飲物・軽食付き
14:00開演(13:00開場)
19:00開演(18:30開場)
■会 場:茅野市民館 アトリエ
■出 演:トリオ・ポルテーニョ
■料 金:友の会1000円
一般1500円(全席自由・当日券500円増し)
定員各回100名
お飲物・軽食付き
■主 催:NPO法人サポートC
茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造
■後援 :茅野市、茅野市教育委員会、信濃毎日新聞社、
長野日報社、信州・市民新聞グループ(7紙)、
エルシーブイ株式会社
茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造
■後援 :茅野市、茅野市教育委員会、信濃毎日新聞社、
長野日報社、信州・市民新聞グループ(7紙)、
エルシーブイ株式会社
プロフィール
バンドネオン/春日邦夫、バイオリン/岩切陽子、コントラ
バス/平林秀基。タンゴに不可欠の三つの楽器が綾なすサウ
ンドは、まさにタンゴの醍醐味。
互いの息づかいを感じながら三人の楽器が拮抗するトリオ。
互いの息づかいを感じながら三人の楽器が拮抗するトリオ。
それに今回はゲスト歌手の藤井治樹を迎え、ピアノレスで、
他のアンサンブルとは一味違うエキサイティングでスリリ
ングな面白さが味わえる。
1982年8月、二週間にわたる名古屋・エスペランサ楽団との
1982年8月、二週間にわたる名古屋・エスペランサ楽団との
ブエノスアイレス公演に対し、SADAIC(アルゼンチ
ン作詞作曲家協会)より《CIUDADANO DEL
TANGO》(タンゴ市民彰)授与。感傷的な古典タンゴ
から魂を揺さぶるピアソラまで、幅広いレパートリーを誇る。
(以上)
●これまでの楽しかった話。
先週末、松本の仲間たちとの忘年会。所は松本市中町通り。
間口の狭い骨董屋陶器屋木細工屋家具屋などが軒を連ねてす
き間なく立ち並ぶ細い通り。古い民家風の建物ののれんをく
ぐったところが、鶏鍋炭火料理の「時しらず」だった。
入ったところがだだっぴろい台所。周囲をカウンターが取り
巻いている。そこで焼き鳥を頬張りながらお酒を呑むのもい
いと思える雰囲気。
奥に案内され、坪庭のむこうに進むと白壁の土蔵が。小さな
入り口の向こうは、白壁板張り高い天井の何もない空間だっ
た。片隅に昔風の茶箪笥が一個ぽつんと置いてある。
やまねこの大好きな空間。何を隠そう。やまねこは今の棲家
に入るとき、古屋を改造して、こうした何もない空間を夢想
したのだ。基本的デザインは共通している。
けれどそこに住むためには、収納場所が別になくてはいけな
い。棚などを部屋に置いてはぶち壊しなのだ。結果、別室に
書庫などを設置したのは良いが、幾度もの引っ越しを重ねる
うち、何もないはずの空間が、段ボール箱置き場、新聞の山
置き場に変身して久しい時がたっている。これがうらおもて
・やまねこの棲家の悲しい現実なのだ。
さて、「時しらず」のこの何もない空間の中心に板張りの卓
と4~5人の座布団がおいてある。卓の真ん中に赤赤と炭火
が起こっている。やがて鉄なべが運ばれ炭火の上に置かれる。
鉄なべの中は澄んだ鶏スープ。これが当店工夫の2~3日か
けて煮込んだスープらしい。
鶏のぶつ切りに、つくねの具が竹を半分に割った細長い器に
乗っている。白菜、それにこんもりした椎茸が卓の下の盆に
置いてある。
しばらく待つうちスープが沸き立ってきた。鶏肉や白菜を静
かに鍋にいれてくれるやまねこより少し年配と見える女性。
雑談しながら、鍋の様子を眺め、煮えたころ、取り皿に取り
分けてもらう。
鶏肉は柔らかくて味が濃い。野菜の味が引き立っている。
赤い炭火と煮え立つ鶏鍋を眺めながら穏やかな時間が流れる。
店は開店してまだ新しい。店の主は京都で2年間修業してきた。
その前はイタリア料理店を開き、ピザもパスタも知る人ぞ知
る評判の味だったという。
最後にご飯を鍋に入れておじやを作ってもらう。ご飯を煮る
片手間に、卵を溶いている。かき混ぜはしない。新しい固い
生卵を箸で切ってほぐす時間のかかる作業だ。少しも手抜き
しない。やるべきことをきっちりする。これはおいしいわけ
だと眺めながら納得する。
「時しらず」とはよくつけた名前である。あっという間に
時間が過ぎて3時頃になった。料理の味、個性的な店構え、
けれど何よりも忘れ難いのはサービスをする女性の仕事ぶり
だと思った。彼女の存在は、店にとって掛け替えがない。本
当に良い店に出会った。横山さん、ご紹介ありがとう。また
行きましょう。
●
残念な話
このブログで何度か取り上げた皮のしこしこした餃子が絶
品の上海餃子屋茅野店が、残念なことに、12月30日をもって、
閉店することになった。諏訪店は営業継続する。
店主の黄さんは、上海出身で数年前に日本に帰化された。
最近、上海の父上が、手術を受け、病の床にあることを聞い
た。何か起こったらすぐに上海に飛んでゆきたい。けれど、
茅野店、諏訪店の二店を経営しているとそれが叶わない。黄
さんは眉をひそめて語っていた。
上海餃子屋茅野店が閉店したら、学生とのコンパをどこでし
たらいいの?
WENDO勉強会、男女共同参画講座の後の
打ち上げ会をどこでしたらいいの?せいたかさんはニラレバ
炒めをどこで食べたらいいの?ならゆみさんはエビチリ定食
をどこで食べたらいいの?やまねこはムシュロー定食をどこ
で食べたらいいの?
諏訪店が健在だからいいけれど。
こんなわけで、諏訪地域にお住いのみなさま、年末のお忙し
い中、何とか時間をやり繰りして、12月30日までに、上海餃
子屋茅野店に駆け込んでくださいね。お目に掛かれるかもし
れません。
うらおもて・やまねこでした。
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