@@@やまねこ通信289号@@@
「特定秘密保護法案採決時に賛成投票をした議員の名前を
書き出して記録記憶しておくといい。むのたけじが朝日で
言っていたよ」たかこさんが語る。
むのたけじは戦後朝日新聞記者を辞め、秋田県で「たいま
つ」という新聞を刊行した。やまねこは70年代の朝日ジ
ャーナルでむのたけじの連載「ずーずーぺんぺん」を読ん
だ。
●朝日、むのたけじのキーワードを入れ、グーグルで検索。
記事が見つかった。
【金山純子】自公両与党などが26日、衆院国家安全保障
特別委員会で特定秘密保護法案の採決を強行、可決し、衆
院を通過した。法案の中身や強行採決の手法をどう考える
か。
朝日新聞の中国特派員や東南アジア特派員を歴任し、終戦
直後に「負け戦を勝ち戦とだまして報道した責任をとる」
と退社した98歳のジャーナリスト、むのたけじさん=秋
田県美郷町出身=に聞いた。
「本当に情けない。第2次世界大戦で他国に侵略して戦っ
たことは、日本人として徹底的に反省して、同じ過ちを繰
り返さないようにしなければいけない。
ところが、法案をめぐる国会の討論では、過去の戦争の悲
惨な体験が、反省材料として持ち出されていない。過去に
照らせば、「秘密を守る」法律が出てくる時は、血なまぐ
さい戦争の準備と絡んでいるんだ。
特定秘密保護法は、報道の自由や知る権利とうまく兼ね合
いをつけるというが、うまくいくわけがない。秘密を暴け
ば罰せられるのだから、報道の自由も知る権利も守られな
い。大きな悲劇の始まりだ。
1938(昭和13)年に国家総動員法ができてから、戦
時体制に至った。特定秘密保護法が効力を持てば、たとえ
戦争が始まらなくても、国民生活には辛気くさいムードが
立ちこめる。一人ひとりが身構え、ブレーキをかけてしま
う。友人や家庭、親子の間まで警戒して、人間関係を壊す。
日本にはそんな過去があるのに、なぜ国会は法案を通すの
か。絶対に許してはだめだ。世界中の物笑いだ。国家その
ものが戦争体制につながる手配をするような国は、どこに
もない。憲法9条を掲げる日本がそんなことを強行するの
は、戦争で亡くなった人たちへの裏切りだ。
衆院を通過しても、手続きはまだまだある。国民みんなで
反対だ。もしも参院を通るようなことになれば、賛成した
議員たちはみんな選挙で落とす。命ある限り、戦わないと
いけない。反対ののろしを大きく上げよう。(以上)
●98歳のむのたけじさんのジャーナリスト魂に、あらため
て敬意。
過去の戦争体験が、国会の論議で議論されていない!
そのことを指摘したジャーナリズムがあっただろうか?
今回賛成した議員を、次回の選挙で落とさねばならない。
●こう思う矢先であった。
毎日新聞投稿欄「みんなの広場」に「保護法案賛成議員の
一覧表を」との同じ趣旨の投稿が掲載された。12月11日
(水)。
筆者は田中聡子さん52歳、無職(大阪市茨城市)。
田中さんの要旨。
「法案が強行採決された。けれど可決した議員は、一票の
価値の不平等に対し「違憲状態」と最高裁が判断した選挙
の結果だった。参院選「違憲で無効」との判決。この中で
の強行採決。賛成した議員は子々孫々に胸を張ることがで
きるのか」と疑問を投げ、最後にこう書いている。
「この上は、ぜひ新聞社にお願いしたい。賛成した議員全
員を一覧表にして報じて欲しいのです。次の選挙で真に自
由な政治をしてくれる人の選び間違いをしないためです。
そして野党にはこの法律の廃止を公約とするよう求めます」。
(以上)
さあ、投げられた新聞社はどう答えるのか。
インターネットでは、キーワードを入れると「衆院で賛成
した議員」の名簿が見つかった。次のURLの名簿の赤で囲っ
た議員たち。自民党ばかりではありません。
新聞社がネット社会で生き残るために必要なこと。それは
主張を鮮明にすること。読者の期待に対して機敏に対応す
ることであろう。
主張を鮮明にすること。読者の期待に対して機敏に対応す
ることであろう。
毎日新聞の対応を見守りたい。
●一票の格差を改めること、それに今の小選挙区を中選挙
区にあらためねばならない。でないと、当選一人区では、
その段階での最も有力な政党が議席を独り占めしてしまい、
少数政党が消滅してしまう。この状態こそが民主主主義の
敵なのだ。
●話は変わってやまねこのリハビリ経過をお伝えします。
足の手術後の歩行訓練のため、11月終わりまで、諏訪
中央病院のリハビリ室に通いました。週一回。
中央病院のリハビリ室に通いました。週一回。
手術後に使わなかったスジを伸ばし、左足の筋肉を鍛え、
身体のバランスを回復することが目的でした。ストレッチ
体操を教わって、自宅で幾度も繰り返しました。
現在は、なんら痛みはなく、正常歩行ができるようになっ
ています。週2、3回、30~40分のウオーキングを再
開。今年3月に自覚した膝の痛みの前の習慣をとり戻して
います。
●リハビリが終わってヨガを始めました。
これが、なんとマタニティーヨガのクラス。出産前後のマ
マたちが子連れで参加し、親子ともどものびのびリラック
スしています。
横になったままの赤ん坊があっという間にはいはいし、や
がて起き上がる光景も展開。
マタニティーとは無縁だったやまねこ。
思いがけぬ出会いのヨガクラス。毎週が楽しみです。
●うらおもて・やまねこでした。
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