@@@やまねこ通信323号@@@
キンキンのニュース番組、NHK「鼻息共同体」、動画Youtube(ユーチューブ)勉強会
愛川欣也が亡くなった。1934年巣鴨生まれ。俳優座を経て
ラジオの仕事に。1971年より深夜番組『パックインミュー
ジック』でパーソナリティとなり、若者を中心に人気を得
る。以来、「キンキン」の愛称が一般に定着。深夜番組『
11PM』の司会もし、やがて菅原文太とともに映画『トラッ
ク野郎』に出演。(以上Wikipedia参照)
やまねこはキンキンより10年遅れて同時代を生きたが、キ
ンキンのファンにはほど遠く、陽気で賑やかで騒々しいあ
んちゃん・おっさんとみなし、距離を置いていた。
▲キンキンが亡くなって初めて、キンキンが戦後の精神、
民主的政治を熱心に追求する仕事をしていたことを知った。
それがインターネットテレビ、キンキンテレビkinkin.tvの
「パックインニュース」である。
同番組は2012年4月7日に始まり、2013年3月30日に終了。キ
ンキンはその直後、4月16日に肺がんで死去した。
妻のケロンパことうつみ宮土理は語った。
「面白いこと、いっぱいしたね」
キンキンはケロンパと結婚する前に子ども二人もうけた妻と
別れ、晩年も、自作の映画で共演した女優任漢香とほぼ同居
生活・・・葬儀の報道は、若い「愛人」をめぐるものが多か
った。
▲さて、インターネットテレビ、キンキンテレビkinkin.tv
の「パックインニュース」を動画サイト、Youtubeで検索した。
出てくるわ出てくるわ。面白い動画が満載である。
▲その中のひとつを紹介します。
「おまっとさん」の開口一番、キンキンが司会を務め、孫崎
享さん、飯田哲也さんが出演、民主党政権下の2012.10.06放
送分。
霞ヶ関の官僚機構、日米安保条約とはいったい何かなど、自
民党長期政権が国民に隠蔽してきた驚くべきことがらが白日
のもとに語られる長~い番組。やまねこはこれを見て、目か
らウロコがザクザク落ちた。
テレビなら見逃したら終わり。けれど動画サイトYoutubeは
逃げないのです。(いや、削除される懸念が実はあるのです
が)。上映の仕方は、上記のURLをクリックするか、あるいは
インターネットのアドレス欄にペーストしてください。
▲何を隠そう、やまねこは、これらパソコンで見られる動画
が、テレビにつなげば大画面で見られることを、つい最近ま
で知らなかった。
パソコンでひとりで見るのはもったいない。あまりにも面白
くてタメになるから、小さな勉強会を開き、仲間とともに見
ている。
へえ~、知らなかったぞ!
驚きの次にはだまされた怒りがこみ上げる。目のウロコをザ
クザク落としたあとは、問わず語りに言葉が流れ出す。ほと
ばしりでるひともある。会話がはずむ。もっともっと知りた
くなる。
テレビをご近所のひとびとと共同で観るのがふつうだった時
代があった。力道山のプロレス、それに栃若時代の大相撲で
はなかっただろうか。
▲できるだけ多くのひとびとに見てもらえるといい。
この国にこれからどんなことが起こっても、「どうせ・・・」
とあきらめず、少しでも何とかしたいと思いたい。
そのためには、私たち市民が正確な知識をたえず身に付ける
ことが何よりも大切だろう。
▲NHKテレビは、沖縄の慰霊の日に、安倍首相が沖縄県民から
「帰れ!」と野次られたことを報道しなかった。現場の状況
を正確に報道しなかったら、視聴料を払っている視聴者に対
する裏切りではないのか。
籾井会長の鼻息をうかがい、制作現場を管理する中間管理職
があうんの呼吸で自粛するのではないかとやまねこはにらん
でいる。
籾井会長は一方でお友だち安倍首相の鼻息をうかがうのだか
ら、NHK「世間」の「鼻息共同体」がニュース編集のお仕事
をしており、そこでは誰も「責任」とるひとがいないんだろ
うな、とやまねこは思っている。
ただ、この「鼻息共同体」もやがて、自民党若手議員の「文
化芸術(!)懇話会」と同様に、安倍政権の贔屓の引き倒し
に行き着くだろうと、やまねこは事の次第を楽しみに、日々
を送っている。
それに安倍首相のお友達が他にも、報道の中枢でどんなに頑
張って、「男ぶり」を発揮しても、戦前戦中の「報道管制」
は、今では不可能なのだ。インターネット、Facebook、Twitter
などのSNSが、さまざまな仕方で現場情報をひとびとにリーク
してしまう。
▲テレビ新聞がもたらすニュースを批判的角度から眺め、ひ
とが自分の力でものを考えるようになるには時間がかかる。
けれどこの長い道が、実はいちばんの近道ではないかと、や
まねこは考えている。
あした午後は、やまねこ通信322号の勉強会を開きます。
小さな勉強会に関心ある方は、ご連絡ください。
今気づいたこと。自民党が「安保法案」が「国民に理解されて
いないことに危機感を抱いて」、Youtubeで解説をはじめるそ
うな!誰がみるんだろうね!
うらおもて・やまねこでした。
>テレビ新聞がもたらすニュースを
返信削除>批判的角度から眺め、
>ひとが自分の力でものを考える
>ようになるには時間がかかる。
>けれどこの長い道が、実は
>いちばんの近道ではないかと、
>やまねこは考えている。
----
>自民党が「安保法案」が「国民に理解
>されていないことに危機感を抱いて」、
>Youtubeで解説をはじめるそうな!
>誰がみるんだろうね!
----
矛盾していませんか?
>NHKテレビは、沖縄の慰霊の日に、
>安倍首相が
「偽装」
>沖縄県民
(東京都在住)
>から
>「帰れ!」と野次られたことを
>報道しなかった。
また、野次った人が沖縄と無関係である
ことを即座に指摘されたことも
報道していない。
藤瀬様>インターネットを利用して
情報を集めているご様子。
好き嫌いせず、右も左も真ん中も
眺めながら冷静にものを見てご判断
するのがよろしいかと思います。
コメントありがとうございます。
削除テレビの国会中継、テレビのニュースで、政権側の考えは、好むと好まざるにかかわらず、この国のひとびとはやまほど浴びることを余儀なくされています。
もしも、首相に対して「帰れ」という声が上がり、それが沖縄と無関係であったら、どちらも報道するのがメディアの仕事でしょう。
お考えを寄せてくださってありがたく思います。
最後に、お名前を明かしていただけると幸いに思います。
直接メッセージ致しました。ご覧頂ければ幸いです。
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