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2017年3月29日水曜日

やまねこ通信373号:森友事件と「日本会議」、憲法がリアルに!

@@@やまねこ通信373号@@@

森友事件と「日本会議」、憲法がリアルに!

昨日27日、山岳部の高校生ら8人が那須のスキー場
で雪崩にあって遭難した。気の毒な事件である。冬の
間の積雪の上に降った新雪が滑り落ちる「表層雪崩」
だった模様。

26日日曜日、やまねこの棲家も一日中雪に見舞われ、
20cmばかり降り積もってあたり一面雪野原となった。
このところ温暖な日が続いた。けれどこのまま春になる
ことはあるまいと、楽観を戒めていた。

育った土地においてそうだったと同様、信州諏訪地域の
茅野においても、本格的な春が来る前にドカ~ンと大雪
に見舞われるのが常である。タイヤ交換は、5月まで待
ったほうがいい。

▲さて、先週火曜日、ちの男女共生ネットの読書会を開
いた。「森友問題」について腹立たしい思いを抱えて集
まった顔ぶれ。

「森友問題」とはいったい何かのおさらい:
森友学園の籠池理事長は、「自民党改憲草案」の早期実
現を目論む「日本会議」の大阪支部役員。
現在の安倍内閣は首相はじめ閣僚の75%が日本会議の
メンバー。外国からは「カルト集団の内閣」と呼ばれて
いる。

だから「森友問題」は、「日本会議」メンバー安倍首相
が、同士籠池氏が計画していた「安倍晋三記念小学校」
の設立を援助したはないかという疑獄事件である。国有
地の転売で8億円値引きし、日本会議仲間の府知事が仕
切る大阪府の認可を得させるなど。

すでに安倍首相は国会で発言した。
「私や妻がですね、認可あるいは国有地払い下げにです
ね、勿論事務所も含めて一切関わっていないということ
は明確にさせていただきたいと思います。もし関わって
いたんであればですねこれはもう私は総理大臣を辞める
ということでありますから、はっきりと申しあげたいと
このように思います」

「いずれに致しましてもですね、繰り返して申し上げま
すが私も妻もですね、一切認可にもですね、あるいは国
有地の払い下げにも関係ないわけでありまして(中略)
繰り返しになりますが私や妻が関係していたとなればこ
れはもう、まさに総理大臣も国会議員も辞めるというこ
とははっきりと申しあげておきたい」

この発言が実現するか否かは、ジャーナリズムの力、こ
の国の市民の力にかかっているのだ。

安倍夫人昭恵が籠池証人喚問後にFacebookに出した「コメ
ント」は、公務員の書いた文書であると元検事・郷原氏が
分析。昭恵は、籠池氏と同様、証人喚問に出なくてはなら
ないんじゃない?

▲さて、読書会で語られた話題。
女性政治家がご近所の方々の話題にのぼるという。けれど、
スキャンダルの主ばかり。韓国のパククネ、それに無能を
さらけ出す防衛稲田朋美防衛大臣。もっとまともな男性を
あてたらいいのにと男性たちが語っている模様。
「女はダメだね」と女たちも非難のコーラスをしているとか。

安倍首相、麻生大臣はじめ、ぜんぶ男性政治家なんだ。こ
れまでどんなスキャンダルがあっても、
「男はダメだね」との声は、一般社会の側からはまずもっ
て起こらない。

どうしてこうなんだろう?
竹信三恵子『女性を活用する国、しない国』を読めば、解答
が見つかりますよ!

▲ところで町内会から護国神社(諏訪市)の奉賛金を求める
文書が配布され、一戸当たり200円支払うように求められ
るんだとか。
ところが、同じ文書が配布されても、奉賛金を誰も支払わな
い地域もあるという。

護国神社は千代田区の靖国神社の分社である。地域の神社の
氏子への協賛金とはわけが違う。これはおそらく神社庁が背
後に控えているのだろうとやまねこは推測している。

神社庁は「日本会議」の所属であり推進団体である。言い換
えるなら、自民党改憲草案を早期実現させる活動をする団体
である。

地域の神社に改憲促進の署名簿が置いてある。近所の神社の
宮司が氏子を訪問して署名を促している。こんな話が聞こえ
てくる。

だとしたら、NOと言えなくて町内会に出した200円、安倍
政権の改憲運動の金庫に流れ込んで行くのではないだろうか。
町内会に属している所帯は全国で何千万件か?その10分の
1でも200円を差し出すとしたら、金庫に集まる金額は・・・


▲どんな募金の要請があっても、基本的人権が保証された現
在の憲法下では「NO」を突きつけることができる。

憲法第3章 国民の権利及び義務
第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げら
れない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵す
事のできない永久の権利として、現在及び将来の国民に
与えられる。

望まない要求に対して、「NO!」と言えるのに言わない。言
う権利があることを知らない。こんな情けない人々からなる
社会が、憲法制定の70年後の今なお続いているのではない
だろうか。

私たちの暮らす社会は、日本国憲法を学び直す必要があるの
ではないだろうか。改憲どころの騒ぎではない。70年遅れ
ても、学ばないよりはましである。

▲こんな考えのもと、日本国憲法について語り合い学び直す
勉強会を開きます。

「森友事件」は「日本会議」の仲間に対して国有財産が恣意
的に分配された事件です。首相の妻がそこにからんだ疑惑が
語られています。

「日本会議」の目的は「改憲」です。
安倍首相は在任中に憲法を改「正」を望んでいます。

日本国憲法の存在がこんなにリアルになったことは未だかつ
てありませんでした。

▲第22回ちの男女共生ネット勉強会
「私の好きな憲法 憲法にまつわる思いを語る勉強会」
 わたしたちの暮らしと社会、男女平等は、この先、どうなるのだ
  ろう? 

戦後70年、男女平等を誓った日本国憲法のもとで私たちは暮らし
てきた。その間、男女平等はどれほど実現したかしら?「改憲」の
声が聞かれます。自民党改憲草案では男女平等はどうなっている
のだろう?ちの男女共生ネット5周年にあたり、男女平等を目指し
きた私たちの暮らしの根本、日本国憲法について語る集いを
開催します。

作文とトークを募集します。
課題「憲法についてどのように思いますか?」。
憲法のここが好き、暮らしと社会について思うこと。400
作文+5分トークの参加者を募集します。
締切:410日消印、茅野市豊平2-18-3、ちの男女共生ネッ
宛にてお願いします。

日時:422日(土) 午後1時半~4時半
会場:「茅野市ひと・まちプラザ」内市民活動センター「ゆい
わーく茅野」3階、
会議室101102

391-0002 長野県茅野市塚原二丁目5番45号、
TEL: 0266-75-0633

茅野駅東口から市役所(東側)へ徒歩8分

地図 https://www.chinoshi.net/yuiwork/index.php/access/
参加費:300円(会員無料)
主催:ちの男女共生ネット
後援:茅野市・茅野市教育委員会
託児のご用意があります。無料 託児申込:415日までに。
連絡先:090-9664-1894 ふじせ

(あ、また第二キャラの出番がなかった!
 腹を立てています。
 ごめん、ごめん!

 名前がつきました。コリちゃん(こころは、狐狸)
 やまねこは高齢者、コリは、子どもから中年までのやまねこ
に対して批判的な女子。小姑と思ったらいい。
鬼千疋のコリちゃんでした)。 



うらおもて・やまねこでした。

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