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2011年5月7日土曜日

浜岡原発停止、「一時金100万円、社長の一晩の酒代」

@@@やまねこ通信76@@@

 「浜岡原発 全面停止」を菅首相が要請。
 今朝の朝刊、第一面に大活字が躍っている。
  
 首相の権限が、このように発揮されることもあるんだ。
 やまねこは、ひとまず、ほっとした。
 今日午後には、中部電力の停止決定がなされる予定。
   
 東電福島第一原発事故以来、メディアが報道しない問題のある
 ことが、誰の目にも明らかになっている。
 見えないよりは、見える方が良い。
 市民がメディアの限界を知ったことは、原発事故の「成果」だった、
 とやまねこは思う。

 国策である原発の「安全神話」を揺るがす事実を国民に知らせることは、
 「国益」に反する。

 「国策」遂行の主体経済産業省、実行部隊東電などの電力会社、
 「安全神話」を補強するための原子力委員会、原子力保安院、
 それに巨額の研究費を東電から得ていた御用学者たち。
 この面々が人脈交流し、互いの利益を守って来た。

 2週前の「週刊文春」の見出し広告はこのことを小出しに語る。
 東京電力の「大罪」決定版
 日本有数の優良企業はなぜ公害企業に成り果てたのか!? 

 ▼保安院 西山審議官の娘も東電社員 
 ▼聖路加タワーに政官接待「50畳敷き迎賓館」 
 ▼道路公団、郵政よりひどい公共料金ムサボリ ほか。


 東京電力の清水社長が54()、福島を訪問した際、被災住民
 が思いのたけをぶちまけた。

 「土下座しろ!清水!」 

 住民の気持ちはいたいほど分る。
 けれどやまねこは、むしろ
 「謝って済むと思うか!」
 と言ってやりたい。

 浪江町の対策本部では住民が詰め寄った。

「頑張って家も建てました。
 ローンも残ってます。どうしてくれるんですか、これ。
 これで(一時金が)100万って、
あなたたちが一晩で飲んでなくなるような金額もらって、
みんなが納得すると思ってるんですか」

 家のローンを毎月支払っている。
 ところが、原発事故の避難区域になったので家に戻れない。

 東電社長にとっての100万円の値打ちを住民たち知ってるから、
 社長が何を言っても底が割れてる。

 社長清水は繰り返す。
 「わかりました」
 「誠意を持って」
 
 収まらない住民はずばりと突いた。

 「カスタマーセンターのオペレーターの返事と同じ。指針がない」
 
 清水と言う人物、「社長」という役割を演じているだけ。
 もともと勝亦会長の「イエスマン」だから今の地位に就いた。
 中身はブリキの兵隊であるとやまねこは考えている。
 
 それだけではない。
 やまねこの「モデル小説・東電原発物語」では、社長清水の曖昧な顔は
 こう語っている。

「あ~あ、こんな時に社長だなんて運が悪かったな。
こっちこそ被害者だよ。
退職報酬、どうなるのかな~?
株価は五分の一に下落。
親分、勝亦会長のシナリオ通り、免責、勝ちとらなくてはな。
今のところは頭でも下げるしかないだろう」。 

  以下、浪江町でのやり取りTBSのWEB引用。
 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110504-00000045-jnn-soci 

 「賠償補償については速やかにやっていただかないと。生業が
  なっていないんです。全員失業者です」(浪江町馬場有町長)
 
 「生活の故郷であるところに戻っていただくよう、全力をあげて
  取り組んでいきたい」(東京電力清水正孝社長)
  社長清水正孝は、これだけで引き返そうとした。 

  「清水社長、町民に謝らないで帰るのですか?」
  詰め寄ったのは実家が浪江町だという女性。
  ただ頭を下げる清水社長。
  女性の怒りは収まらない。

  「ここにもいっぱい浪江の人がいるんですよ。
   謝らないんですか?」(女性)
  「土下座しろよ!清水!」(男性)
  清水社長は激しい住民の怒りに対し、膝をついて謝罪しました。
  この後、清水社長は原発事故の影響で避難生活を送る人たちを訪問
  しました。ここでは避難住民たちの悲痛な叫びが・・・
 「収入途絶えた・・・。『仮払金払います』、そんなもの3~4か月
   でなくなる。その先のこと考えてくれていますか」
 
 「頑張って家も建てました。ローンも残ってます。どうして
  くれるんですか、これ。これで(一時金が)100万って、
  あなたたちが一晩で飲んでなくなるような金額もらって、
  みんなが納得すると思ってるんですか」(避難している住民)

 「誠意をもって対応したい。お話はよく分かりました」
  (東京電力清水正孝社長)
 清水社長が繰り返す「わかりました」「誠意を持って」の言葉に、
  住民からさらなる怒りが・・・
 「カスタマーセンターのオペレーターの返事と同じ。指針がない」
 (避難している住民)
 住民の納得を得られないまま、清水社長は避難所を後にしました。
 「期待していなかったが、がっかり」
 「みんなうちに帰りたい」(避難している住民)
 避難住民らへの一刻も早い補償の具体的指針が求められます。(0417:28
  以上、ペースト終わり。
 
  うらおもて・やまねこでした。

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