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2013年4月17日水曜日

やまねこ通信263号 NHK朝いち「イクメン」への疑問と不満、「子育て、どうしたらいいの?」第6回勉強会



@@@やまねこ通信263号@@@


NHK朝いち「イクメン」への疑問と不満、「子育て、
どうしたらいいの?」ネット第6回勉強会

朝ごはん食べながら、テレビで「朝いち」を見る。「イ
クメン」の一日を紹介している。男性は、一日何時間、
「イクメン」するのだろう?

NHKのサイトを開いてみた:
「イクメン」という言葉が流行語に選ばれたのは201
0年のこと。それ以来、育児に参加する男性は年々増加
し、今では珍しくなくなりつつあります。イクメンは、
妻にとってはありがたい存在。

しかし、あさイチでアンケートを行ったところ、妻からは
「イクメンってどこまでしてくれること?」「気まぐれに
手伝われるとよけいに迷惑」など、イクメンに関する疑問
や不満がうずまいていることが分かりました。

そこで、専門家に尋ねたところ、妻側のニーズとかみ合わ
ない『イクメンもどき』や『やりすぎイクメン』といった
ケースが増えているとのこと。果たして『イクメンもどき』
とは、いかなるものなのか?そして、流行語から3年たった
今、あらためて「イクメン」とは何かを考えます。

●「イクメン」「カジメン」の名はメディアに頻出している。
ところがその割に、「実働時間」が少ない。

「夫婦と子どものいる所帯の平日の家事育児時間」
無業の妻     7時間48分   
有業の妻(共働き)4時間23分

妻が無業の夫   15分
妻が有業の夫   11分
(家事育児時間とは、家事、介護・看護、買物と育児の合計
時間)

ところがこの現状に対して妻が不満をもつだろうか?
「夫の家事分担は十分か」との質問に対し、
「充分・どちらかといえば充分」の回答を合わせると
42.5%
「不十分・どちらかといえば充分」の回答を合わせると32.
1%である。
残り22.7%は「どちらともいえない」の回答。
(1992年経済企画庁「国民生活選好度調査より作成され
た資料より)

これを見ると、日本社会では、妻が夫の協力を期待することを
諦めていることが分かる。

出典:大日向雅美著『子そだてに出会うとき』(NHKブックス、
1999年)

●この調査が古いのでは、と懸念する方には、最近の話をお
伝えしよう。

地域社会で聞こえてくる光景。
「息子が料理作ったりするのを見ると、イライラする。嫁に
やらせればいいのに!」
やまねこと同世代の女性の発言である。

一方、こんな話も。
「男性が残業するのは、5時に帰宅すると、子供の世話を押し
付けられるから。仕事してるフリして、子どもが寝付いた頃
に帰る。仕事と称して一杯飲むのもおんなじ」

男性だけが、「仕事でござ~い」、と家庭の義務を免除される。

妻がこの免除を認めなければいいのだが・・・
社会の中心的トレンドとの相関関係なんだろうね。

こうした話題が語られる行事のお知らせ!

第6回 ちの男女共生ネット勉強会

「子育ては、どうしたらいいの?」

不安の中のお母さん、子育てについて語りつくそう!

夫と話しますか?二人で育児してますか?保育園はどうですか
?送り迎えは誰が?相談相手いますか?「母性神話」「三歳児
神話」って何?職場は続いていますか?
シングルマザーの皆さん、参加してくださいね!

4月27日(土)午後1時~3時半
茅野市家庭教育センター
会費:300円
参考書は大日向雅美著『子そだてに出会うとき』NHKブックス、
1999年

今回は、保育士看護師の資格と経験をもち、2人の子育て経験
者、現在はお孫さんの世話を求められているネットの頼もしい
仲間、つねこさんに主力になってもらう予定。資料を作らねば。

無料託児受付中。20日締切。
ちの男女共生ネットのチラシを訪問してくださいね。


●7月20日(土)第7回勉強会の予告。

斎藤美奈子(文芸評論家)が茅野で講演!
7月20日(土)午後1時半~3時半、家庭教育センター
「日本の文化と男女のモンダイーー3.11後の視点から」

参加費:500円

『妊娠小説』『紅一点論』『モダンガール論』『それってどうなの主義』『名作
うしろ読み』
『文章読本さん江』で、第一回小林秀雄賞受賞の斎藤美奈子

一読三嘆、抱腹絶倒、真理を穿つ、美奈子節の炸裂!!
驚異の茅野講演会は、丸岡秀子が取り持つご縁!

どうぞお楽しみに!! 
今から日程を空けてくださいね。


うらおもて・やまねこでした。

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